怖い…

ミマティー2

2020年09月23日 01:54

ご無沙汰しております。
チャーリーファンの皆様、インスタ見て頂いていますか?

最近、小ネタはインスタに上げる事が多く、ブログの方は疎かになっておりますが、、、絶対にやめませんので、気長に気楽にお付き合いして頂けると嬉しいです。

で、
今回、久々のブログ投稿ということは、小ネタではないですよね~(笑)

はい。

チャーリー久しぶりに歯医者に行きました。

ていうか~、
放置していた治療を再開、完結させる為に重い腰を上げて動き始めました。

なぜ中断になってるかというと~

もう話したくないので、、
以前の投稿を見て下さい。。。

http://mimaty2.junglekouen.com/e943705.html

この事件以来しばらくは完全にトラウマで、目を背けて来ましたが、

今年3月、

大分県歯科医師会内に、多分2、3年前に出来た大分県口腔保健センターという所を訪ねました。

大分県の障がい児の歯科事情としては、町の開業医さんが厳しい場合、今までは、大分療育センターか別府発達医療センターの歯科に行くしかなかったのですが、この二つは同じ医療機関なので実質的には行き場は一つ。

チャーリーの場合は、
小さい頃は、歯科に慣れさせる為に、はじめは大分療育に通った時期もありましたが、なかなか予約が取れないのと、どうしても慣れないので止めました。

ちょっとした治療では個人歯科医院に何度かは行きましたが、その後特に通うことはなく。

学校で前歯を折る事件が起き、そのとき久々の大分療育で緊急治療。

http://mimaty2.junglekouen.com/e911349.html


他にも治療箇所が有ったのですが大分療育の治療法ではこれ以上は出来ないというとで、断念。
一般の方だと難しい治療のときは、日本赤十字病院を紹介されることが多いので、日赤にも電話しましたが、お断りを…

ダメもとで以前診てもらったことのある個人歯科医院を訪ねたら、診てもらえ、しばらく通いましたが、今回の事件で・・・。

そして、最近出来た大分県歯科医師会が最後の砦というわけですが、やっぱりここでも治療は出来ませんでした。

なぜ?

チャーリーは治療が出来ないのか?

一番の原因は、とにかく怖がって暴れる。その為レントゲンが撮れない。

つねるし、蹴るし、逃げようとする。

まぁ、そんな子は珍しくないのですが、チャーリーの場合はそんな時に使う笑気マスクが全く効かない。

大分療育では、ネットに入れ、身体を拘束し笑気を使う治療法だが、笑気がまるで効かず注射をしたことも有ったがそれでも興奮が抑えられないので、奥歯などの長時間の治療は難しい。

もう一つの原因は、顎が小さい。口が大きく開かない。

事件が起きた歯科では、ネットは使わず笑気のみで行うが、笑気の扱いに自信を持っている。確かに多少は効いているようでした。
しかし、笑気に時間をかける為、効き始めるまでは押さえつけているので、チャーリーも我々も体力を奪われる。
その上、開口機を使いラバーで覆うのでチャーリーにとっては苦痛と恐怖のほか何物でもない。
この、ある意味強引な治療でも、他に診てくれる所がないので有難く、いずれは慣れてくれると自分に言い聞かせ、心を鬼にして通いましたが・・・

そして、もう一つ、もしかしたら一番大きな原因かもしれない、チャーリーにはてんかん発作が有るということ。
以前は有った、ていうくらいで、もう完治したと言っていいとは思うのだが、ケイレン発作の怖さは今でも常に頭の片隅に有る。
なので、病院等では必ず話す。イコール嫌がられる。

大分県口腔保健センターでは、結局診療台に乗ることさえ無かったが、
その全てを考慮して、九州歯科大学付属病院を紹介され、北九州まで行くこととなりました。

口腔保健センターの先生との相談で、

チャーリーの治療は全身麻酔でやる方がいいだろう。

しかし、中途半端な歯科では、発作が起きた時に対処できない。

注射や点滴も出来ないし入院も無理。

前日入院がなく、日帰りで、しかもてんかん発作持ちの全マ。

それがやれる歯科医院がここ。ということです。

チャーリーには当日まで知らせず、

高速を降りるころにやっと伝えました。

伝えてからは、嗚咽するほど怖がっていたが、

でも、いつもの噓、『大丈夫!今日は何もしないよ~、お話するだけ。痛くないよ~』と、チャーリーにというより、むしろ自分に言い聞かせ、どうにか病院まで。



受付に着いてからすぐに泣きだし、つねりはしなかったが、パニック寸前のチャーリーを制御するのに奮闘。



しかしここではこういった光景は珍しくないのか特に好奇な目線は感じることがない。それだけでも気が楽になる。

『あんしん科』

という所に通されたが、受付も先生も皆なとっても優しい。



そして本当に、痛いことは勿論、嫌がることは何もしない。

なので、診察室にチャーリーが入ったのはほんの数秒。診察台に乗ることもなかった。


ただ、歯磨きの様子が見たいということで廊下の長椅子で私がして見せた。

思ったより口が開くので安心されていた。

そして最後に、

問診として、生まれてから今までの歯医者歴やここに至った経緯を聞いてもらった。

結果・・・

衝撃だったのは、

チャーリーが失神した理由。

まず、チャーリーは出っ歯というより下顎が後退していて、気道が狭いということ。

その上顎が小さく口が開き辛い。

そんなチャーリーを開口機で無理やり口を開けさせたらどうなるか…

これはチャーリーに限らず誰でもそうだが、大きく口を開けるとベロは奥に引っ張られて気道を塞ぐ。
その上見えにくい奥歯の治療のため、顎を突き出させ、上体を反らせた様な格好で。

その口にラバーを被せ、大きな両手を突っ込む。

皆さん一度やってみて下さい。

のけぞれるだけのけ反って、開けれるだけ大口を開け、口呼吸出来ますか?

矢吹ジョーがくらったネジリンボウみたいなものです。



それを必死で逃れようと抵抗するチャーリーを大人が四人がかりで押さえつける。

なんて惨いことをしたのか…

一年近くにも渡り、なんて恐ろしいことをしていたのか…

知らなかったとはいえ、良かれと思いとはいえ、俺はそれに加担していた。

そんな自分が怖い。

知らないって怖い。

もうチャーリーを苦しめたくない。


そして今回選んだ治療。

怖い。

やっぱり怖い。

今まで歯医者に関わらず、チャーリーの治療に関して、後ろ向きになったことはほとんど無い。

でも、今回は、怖い。

一番苦痛のない楽な治療を選んだはずなんのに。

なぜだろう?

全マのリスク?

勿論それもあるが、たぶんそんなことじゃない。

おそらく、

今迄チャーリーを一、完全に誰かの手に委ねたことがないからだ。

記憶にあるのは、MRIを撮ったときの一度だけ。

どんな治療も、どんな検査の時も、チャーリーから離れ、誰かに任せたことは嫁さん以外にはない。

チャーリーを誰かに委ね、麻酔をかけられ、メスを入れられる。

考えただけで吐き気がする。

怖い・・・

無事を祈るだけ。


歯医者って、


やっぱり怖い。頑張るしかないけど…


チャーリーへのご褒美に、北九州・小倉、誰かお勧めスイーツ教えて下さい。

あと、俺に、お勧めラーメン屋を(笑)


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