ふく、逝く…
フク
2017年12月26日
5年10カ月と12日、短い生涯を終えました。
生まれつき心臓が悪く、一才の時に病気は分かった上で譲り受けて、家族の一員になりました。
病名は、心臓の心室中隔欠損。
様態が悪くなったのは、今年10月のはじめで、腹水が溜まり始め、投薬を開始。
一時はスッキリ腹水も無くなり、スマートになりましたが、薬の効果は続かず、
何度か薬の調整をしてみましたが効果は見られず、
12月14日を最後に自ら食事を取る事をしなくなりました。
12月19日、最後の手段として、腹水を抜いた。
食事を自ら取ろうとしないので、ペースト食にしてみたり、流動食にしてみたり、毎食試行錯誤しながらどうにか胃に食物を送り込んでいましたが、
昨夜、嘔吐。
今朝、血便。
そして、おそらく、今日15時頃、息を引き取ったものと思われます。
ここ数日は、
本当に苦しそうで肩で息をする感じでした。
嫁は、延命するのも苦しみが長引くだけだから、楽にさせてあげた方が…と、
何度か話しました。
しかし、
無理矢理ご飯を食べさせていたので、上げてる時は本当に嫌そうにしていましたが、
上げようとする瞬間には、尻尾を振って嬉しそうにする。
その姿に希望を捨て切れずにいました。
それでも、
日々衰退は著しく、
昨夕は小屋から出て来ようとせず、
どうにか玄関まで誘導したが、
オシッコに外に出した時には、フラフラで歩くのもやっとになっていた。
そして、夜遅く、嘔吐。
もう食べさせるのも可愛いそうと思い、
深夜に、
チャリーと二人で、
フクにお別れの挨拶をした。
「フク、もう、いいよ〜。」
「今まで楽しかったな〜」
「いっぱい遊んでくれて、ありがとう〜」
そして今朝、
まだ息は有ったので、
最後の希望に、流動食を飲ませた。
出社前、
もう歩けない気がしたので、嫁さんに外に出す時には身体を支えてやって欲しいとお願いして、、
フクには最後の指示を…。
昼前、血便。
どうにかりり子と嫁さんが小屋に入れて、りり子は塾に、嫁さんは仕事に。
私が帰宅したのは、17時頃…
まだ温かかった。
フク、
小屋から出て、大好きなマットの上で、
気持ち良さそうに、寝ていました。
ただ寝てる様に穏やかな顔をしていました。
硬くなっていました。
でもまだ温かかった。
目は開いていました。
りり子、嫁、チャリーも帰って来て、
お別れを…
そして、
最後に身体を綺麗に拭いて上げた。
ここ最近は、本当に苦しそうだったんで、
今日は気持よーく寝れて良かったね〜て感じで、不思議と笑顔になる。
本当に気持ち良さそうに寝ている。
死んだ気がしない…
逆に明日、辛いかも…
バレンタインデイに生まれたフク、
クリスマスを避けて旅立ちました。
愛の詰まった一生だったと思います。
さすがラブ❤️ラドールです。
賢い子でした。
佐伯犬祭では、待て競技で二連覇しました!
待てが得意だったふく。
そう、
私が最後に出した指示は、
待てではなく、
よし!
逝っていいよ、、、ふく。
もう、いいよ…ありがとう。
最後まで忠実でした。。。
皆さん、
短い生涯でしたが、ふくを可愛いがってくれてありがとうございました。
誰も悔いはありません。
きっとフクも。
明日、火葬します。
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