(前回の様子はこちらを…
http://mimaty2.junglekouen.com/e911482.html)
翌日月曜日、
朝
学校からいつでも病院に行ける様に準備をして、チャーリーは学校に。
そして、昨日の内に担任には報告していましたが、学校から病院の手配をして貰える様にお願いをした。
がしかし、療育センターが電話に出ないという。
何故??
あーーーっ!
しまった〜〜、
月曜日休みやー!
我々も久しくお世話になってなかったので忘れていました。
にしても、
障がい児を預かる支援学校としては、多くの障がい児が唯一のより所で有る療育センターの休みの日くらい把握しといて欲しいものだ!
それが分かっていれば、
尚更、事故の起きた金曜日、もしくは土曜日の内にどうにかしたのに…と、
余計に腹も立つが、
そこはグッと堪え、
では翌日火曜に行ける様に、どうにか手配をお願いした。
そして火曜朝、
校長から電話が有った。
運良く、空きが出た様で、診察を入れて貰える様になった。
さて、
気合いを入れて、いざ療育センターへ。
担任の先生と校長も同行してくれた。
まずは、
治療の方法を検討するので、
とりあえず、落ち着かせる為の軽い麻酔の様なものを注射。
これで眠る子も多いらしいが、
興奮状態のチャーリーはこんなもんではオチない。
以前に、脳波の検査の時に、いくらしても眠らず、中止になった事があるくらいなので。
それでも、ボーッとして来たので、
どうにか診療台にのせ、ネットでぐるぐる巻きにして診察開始。
レントゲンで確認してから説明を受け、
いよいよ治療開始。
薬の効きが悪いので長時間の処置は今日は出来そうにないが、
方向性としては、神経を守る処置をして、しばらく様子を見て、
再度、最終的な治療は、全身麻酔をしてやった方がいいとの事。
とりあえず今日は、ワーワー喚きながらも、
神経を守る薬と、軽く被せる程度の処置は出来た。
言いたい事は色々有りますが、
とりあえず治療が出来、担任と校長にも感謝を。
疲れきったチャーリーは薬のせいも有って、帰ってから爆睡。
今後の治療は、
別府発達医療センターになる様なので、治療内容を検討して、電話を頂ける事となった。
一安心、
と思ったら…
6日後の月曜日、
夜、私が歯磨きをしていて、被せている物がなくなっている事に気づいた。
チャーリーが動揺しない様に、静かに嫁に伝えると、
嫁がパニック!
もう嫌だ〜、可哀想、歯医者にはもう連れて行きたくない、、、
しかも、別府発達医療センターからは未だに連絡がない。
そしてあくる日、
またチャーリーは学校から病院に行けて準備をして学校へ。
療育センターの方は、
これまた運良く、二時間枠で予約していた方が体調を崩され、短時間で終える事になったので、その枠に入れて貰える様になった。
私も仕事の合間に、再び療育センターへ。
今日は、担任の先生と、教頭、保健の先生が同行。
逆にこのメンバーで重々しい雰囲気の中、チャーリー大人しくここまで車に乗って来たな〜と感心。
今日も全身麻酔は出来ないので、前回と同様の方法で治療となるが、
今日は覚悟してやりましょー!
とは言ってないとは思いますが、そんなニュアンスで、気合いを入れて治療開始。
ずーっとパパー〜〜、ママ〜〜、て叫びながらもチャーリー、
先生が説明をしていると、
『もう〜早くしてー!』て先生に。(笑)
その上、甘い匂いがする薬を付けた時には、
『おいし〜』て。(笑)
意外な冷静さにビックリ!
治療も今回は、キッチリ、光重合での埋め固めまで出来た。
チャーリーの成長も見れた今回の治療でした。
障がい児が病院に行く。
しかも健常な大人でも嫌がる歯医者に。
どれだけ大変なことか、
少しは、現場をしらない教師や学校管理者にも、体験して貰ういい機会だったのではと思います。
今回の事を言う訳ではありませんが、
怪我をして、
病気をして、
診察をする。
痛くないから、
直ぐ終わるから、
念のため、
と、嘘をついて、
検査をする。
何れにせよ、障がい児に、本人の意に反することをするという事は、
とっても大変なことなんです。
少しは分かって頂けたでしょうか?
病院に行ってください、
診断書出して下さい、
治療費はこちらで、、、
簡単に言うんじゃねーよー!!!
ひとまず、歯医者はこれにて…